行動軌跡を中心に、画像の覚書程度でまとめてみました。
■初日
昼前のJAL便で新千歳空港へ。離陸までしばらくラウンジにてログ。


新千歳空港は穏やかな小春日和。到着後小一時間ほどで登別に。

今夜の宿は「第一滝本館」。
チェックインして早速ふろ、風呂、風呂!
夕食は外食「道産子プリン」でスープカレー。カレートッピングのザンギをビールのつまみにしたら、これが抜群!ビールはもちろんクラシック。ただし瓶!

宿に戻って再び湯三昧。
24時間入浴できたのがこの宿の強みだったものの、1年近く前から深夜1:00で風呂終い。早朝5:00から入浴できる。2時間近くあちらこちら浴槽巡りをしてみると、さすがに湯疲れ。今夜は爆睡モードで。
■2日目
チェックアウトする頃合いから小雨。いつの間にか小雪に変わり、あっという間に路面に積雪。登別温泉街でもブラブラ散策しようかと思ったものの、♨️「さぎり湯」にて入浴して休憩処で、サッポロクラシック生。昼過ぎまでゆったり休憩。
クラシック生は何度飲んでも味わい深い。泡だちのキメ細かく、まろやかな味わい。


昼は「さぎり湯」向かいのラーメン店「味の大王」で醤油味噌ラーメン。


断続的に降る雪で何やら新千歳空港は欠航が相次いでいるらしい。昨日は穏やかな小春日和で、北海道の冬はまだまだかなーと思いきや……。
登別温泉街も昼過ぎにはたちどころに積雪。「さぎり湯」の直ぐそばがバスターミナルだというのに、そろりそろりとペンギン歩きでバスターミナルに。🚶。


登別温泉バスターミナルからJR登別駅まで路線バスで約20分。13:00前に駅前に到着。今夜の宿「ふる川」の送迎を待つ。
今宵の宿は、登別虎杖浜の高台に佇む宿「ふる川」


実は13年ぶりに2度目の滞在。前回は母とのんびり優雅な旅。


結構盛り沢山な夕食(左)と朝食(右)
夕食時には定例のアルコール。熱燗でやっていると、スタッフさんがソイのひれ酒をサービスしてくれる。
酩酊していたのだろう。いつの間にか部屋に戻り、布団に横たわっていた。
そのときは、突然やってきた!
23:15分、スマホが鳴ったので何やらアプリの通知かと思いきや、緊急地震アラーム!鳴ってすぐには揺れないので、あたふたしていると、床が盛り上がるような感覚でグラグラ揺れ出した。船酔いするかのような縦揺れだった。震源近いのだろうか??
宿の部屋にはTVがないので、すかさずスマホでチェックすると、青森東方沖が震源らしく、現在地登別は震度5弱。
海岸断崖に立つ宿なので、直ぐに海を見やると、海面は波立つこともなく、穏やかだ。海上の所々に夜間操業する漁り火が小さく灯る。
スマホの画面からは「津波」への警戒を呼び掛けるようアラームが続く。
どうやら津波警報と注意報が出されたらしい。部屋にはテレビがない。
スマホで状況を確認する。
北海道から北日本一帯の沿岸地図に沿った津波警報の地域が図示されている。
北海道太平洋側は津波警報と注意報が入り混じっていた。
土地勘のない旅行者には、いまいる場所が警報発令エリアなのかどうか、判然としない。
宿にはインバウンドらしき旅行者も多い。
地震から20分くらいして、館内放送がある。
これがどうにも要領を得ない。
当館は高台にあり海抜17メートルあるから避難しなくても大丈夫。そのまま部屋でお休みくださいという内容。
因みに311の際は、最大津波は30mを超えていた。
スマホを見ると、緊急事態を伝える緊迫感に満ちた情報が次々、表示される。
そもそもこの場所が津波警報エリアなのか、そうではないのかくらい館内放送の前提として押さえてほしかったものの、スタッフも動揺していたのだろう。借り物の労働力の限界が、非常時の際に明確にあらわれた事例だった。
館内の様子も少し落ち着いた頃合いを見計らって、入浴しようかと思い、部屋を出て、フロント前を過ぎると、何人かのインバウンド客がスタッフを囲んで、何やら詰め寄っている様子。エレベータは停電し、停止したまま。
そりゃ、彼らにしてみれば「Tsunami」の恐怖は我々の比ではなかったかもしれない。
■3日目

十分な睡眠だったとは言えないものの、朝風呂を済ませ、地産地消の食材で飾る朝食。
北海道は何処で何を食べても美味しいが、野菜サラダの野菜がみずみずしく、ドレッシングなくても美味しい。
とりあえずJR北海道のサイトで確認すると、10:00過ぎの特急「北斗」で札幌に向かう予定だったが、昨夜の地震で午前中の特急がすべて運休とのこと。
宿にいるうちに札幌に向かう手続きを万事済ませておこうと、「えきねっと」を駆使したりして確実な移動手段の確保に努める。札幌から想定していたバスは間に合わないので、札幌駅前でレンタカーを借りて新千歳空港で返却することにした。
こういう非常時には、交通機関が途絶した最悪ケースをコスト的に見積もっておく。
電車もバスなど公共交通機関が途絶した場合、唯一の足となるのはタクシー。札幌までの運賃をスマホで見積もっておく。この非常時コストをどう軽減していくか…。
カード決済のご時世ゆえ、何枚かのカードは携帯しているし、コード決済等、支払いに窮することもないので、冷静に判断して、当初の想定に沿った行動軌跡を描く。
さらに最悪の場合は、その場から離れることなく滞在先を確保しつつ、帰宅の術を探る。
こうした処方箋は、前回の胆振地震で混乱の札幌から無事に帰宅できたときの経験からだ。
やはり非常時に見舞われたときには、迅速な情報収集と素早く明確な意思決定がモノを言う。
ムリなルートは、さっさと捨てて、こだわらない。1つひとつできることを積み上げていく。
結果的に運行再開となる午後最初の特急グリーン車の座席が確保できたので、時間に合わせて宿のスタッフに駅まで送ってもらう。
登別駅に着くと、改札口付近からインバウンドのれつ、列、列!
この調子で駅の窓口に並んだら、それこそ大変な事態。つくづくICTの有用性を感じる。


駅で待つこと30分程度、定刻通りに特急に乗車。結局数分程度の遅れで札幌駅に到着。
札幌も未明からの降雪が手伝って路面は積雪、歩道も所々、アイスバーン状態。靴裏に取外し式滑り止めを装着して、駅を出て数分歩いたところでレンタカーを借り、今夜から二泊する宿に向かう。
車を走らせること30分程度、インバウンドの聖地と化した定山渓近郊にある宿。こじんまりとしていて、日帰りの地元客が訪れる。
宿に着くと、一面の雪景色。
此処は、一泊二食もできるし、素泊まりもできる。
今回は素泊まりで二泊。日帰り用の食事処もあるので、飲食にはまったく不自由ない。
湯は日替わり男女交代。どちらも内湯と露天があり、独特の硫黄泉の匂い、湯はさして熱くもなく、長湯で楽しめる。



風呂上がりには、食事処で早速ビール。サッポロクラシック生。これが泡立ちのきめ細かく、シルキーでまろやかな味わい。
つまみは、ザンギ。
食事はジンギスカン定食。濃いタレがよく炒められた羊肉に絡められて、ビールにピッタリ!
夜まだ早いというのに、部屋に戻ると、いつの間にか高いびき。
夜中に風呂でひとっ風呂浴びようかと目論んでいたが、朝イチでの湯浴みに。
■4日目
早朝6:30分から、朝イチでの入浴。洗顔洗髪剃髭やらで、なかなか忙しい。
洗い場で一通り済ませた後、ゆっくりと露天に浸かる。一面の雪景色を眺めながら、40℃くらいの湯温。これがまた実に気持ちがいい。
しばらくの間、他の客は露天に入ってこない。外気との温度差もあり、ヒートショックへの警戒心のあらわれだろうか。
風呂上がり。朝寝朝酒朝湯はやめられない。自販機で缶ビールを買って、グイっと一杯。ほのかに酔ったところで、布団に横になり、転寝。
湯処で連泊するときには、このリズムの繰り返し。なんとも気持ちの伸び伸びする過ごし方。いつの間にか毒気が抜けていく。珍妙なる湯垢離気分。
10時になると日帰り入浴客が来湯する。それまでの間、宿泊客はほぼ貸し切り状態で風呂を独占した気分で楽しめる。
いつのまにか昼。サッポロクラシック生にザンギ、味噌ラーメン。


■5日目
ちょいと書きすぎたので、再び行動軌跡に。
9:00過ぎにはチェックアウトし、札幌場外市場に。
日曜日だからか10:00も過ぎると、土産物屋を除き、店仕舞いしている水産物店も多く、多少閑散としている。


何回か行ったことのある「まるさん亭」で、うにいくら丼を賞味するが、以前味わった塩水うにではなかった。顔を覚えていたカウンターのお姉さんも辞めてしまったそうだし、観光客慣れした様子もあり、未練も感じず店を後にして、車を返却する新千歳空港に向かう。
新千歳空港はANAに遅延便が発生しつつあった。徐々に欠航見通しも聞こえてきた。伊丹からのANA便が新千歳空港手前で伊丹に引き返したそうだ。降り積もる雪の見通しはますます暗くなる。


ご家族は空港ショップにて2時間ほどのお買い物に忙しい。空港3Fにあるカードラウンジにてログしながら気長に待つ。
ラウンジは各社便軒並み遅延が発生しているせいか、いつになく混み合っていた。
同行していたご家族が18:00過ぎのJAL便で帰京するものの、遅延の恐れが出てきた。ANA便はほぼ全便欠航となってきたので、多少の遅延とはいえ無事離陸してくれれば有難いと願いつつ、出発ロビーにて見送る。約1時間程度の遅延で、無事、羽田に向け離陸してくれた。送られてきた動画。羽田周辺の夜景は見事。
ご家族を無事送り出し、🚃快速「エアポート」で琴似に向かう。今夜からいつものように気楽な一人旅。とりあえず多少札幌の中心繁華街を離れて、札幌第二の繁華街のある琴似に宿をとり三連泊。
投宿するのは、「琴似グリーンホテル」。JR琴似駅から駅前ビル内の連絡通路でつながっているので、積雪障害を気にすることがない。そのうえホテル前にはコンビニもある。駅前ビルには閉店したイトーヨーカ堂の跡に出店した「ロピア」もあり、買い出しに便利。


部屋はもちろんWi-Fi完備。窓外には一面の積雪。車道を行く車や人の歩みがそろりそろりと雪国らしい。
多少の気疲れか、チェックイン後、コンビニで買い出しし、その夜は部屋に籠もってログする。ちょいとベッドに横たわり、目が覚めると未明を過ぎていた。
Last Updated on 2026年2月1日 by plough






