旅先で、好天に恵まれ、温泉で朝風呂。
奥羽山脈を背に、山々に囲まれた内陸に位置する。街並みを望むガラスドアを開けると、冷え込んだ空気が足元をつつみこむ。
都心では初夏ともなると、日差しも強まり、暑さの端緒を感じはじめるものの、ここはまだ春めいている。
辿り着くまでの車窓からは、山桜、菜の花、連翹、辛夷、桃、梅などが一気に咲き揃う。
まさに「桃源郷」
羽州路の内陸に位置する県下第二の地方都市。
現在の実勢人口は10万人を割り込み、6~7万人程度らしい。
滞在している宿は、駅前に位置し、温泉のほか、館内に各種の飲食処が揃っている。
温泉好きな呑兵衛のワタシには、実に利便性高く、しかも各種整っていて、思わず長期滞在したくなる。
「かまくら」で名高く、雪深い土地柄ゆえ、こうした利便性が高いのだろう。
旅先から学び、感心させられる反面、自然条件など厳しい生活条件を背負いつつも、おだやかな日常を生み出す、その土地の人々の息吹に触れる。
これも旅の醍醐味だと。


Last Updated on 2025年5月8日 by plough
