旅先にて

部屋はそう広くないシングルベッドだが、なかなか快適に過ごせる。

最上階の客室からは窓外正面に西陽が沈む。

いつものように6:00過ぎには起床。

かるく身支度を整えて、今日こそ「♨️」に行こうと、10:30分の開店時間まで部屋でTV見ながらのんびり過ごす。

昨日まで奥座敷のこじんまりした宿で♨️長逗留してきたばかりなのに。

懲りない……

長旅の場合、連日あれやこれやと予定を組むと、ただ疲れてきて、行動に気持ちが追いつかなくなり、

ただ疲れが増していく。若い頃と比べると、このあたりが違う。

今日は一日、何することなく、ますはゆっくり湯に浸かり、「♨️」からの帰り際、ホテル近くの老舗居酒屋「ふる里」にでも足を伸ばして、熱燗にかにみそで一杯やろうかとくらいしか思い浮かばない。

実に、のんびりした快適な旅だ。

■♨️

市内は-2.7℃。

路上は、数日来積雪の残り雪がしっかり凍結し、歩道も凍結した氷路となっている。

「♨️」の開店まで1時間弱。ホテルから連絡通路をつたい、琴似駅前の☕「VIE DE FRANCE」で朝食代わりにパンと☕に。

開店まで15分程度。凍結した路上での転倒を避けたい一心で🚕にしようかと考えていたが、天候も晴れだし、右足裏に滑り止め防止の金具を装着し、ゆっくりした足取りで向かうことにした。

着いたら、ちょうど10:30分。今日は早めの営業開始だったのか、店内は先客で賑わい、風呂は内湯露天とも、芋を洗うがごとく混み合っていた。

やっぱり北海道の人も風呂好きなんだなぁー。

せっかくの日曜日、午前中からひとっ風呂浴びてお出かけ気分。ゆったり過ごすのは幸せそのものなりー。

「こりゃ、いまは長湯できないな」と、髭剃り洗髪も早々にして風呂から上がり、食事処「和」で昼前の定番アルコールに。

風呂はまた昼過ぎに入ろう。

自販機でビールセットBを注文。此処はすべて現金。

セットの生ビールは各種選べる。迷わずサッポロクラシックにした。つまみはネギチャーシュー。

Wi-FiはフリーWi-Fi完備なので、タブレットをテーブルに置き、🍺しながらのログ三昧なり。

札幌もそうだし、北海道はこういうノンビリした雰囲気がいい。

よっぽど悪質な目に遭わない限り、たいがい大らかだから、何となく人目を気にすることなく、寛ぐことができる。

同じ都会でも、東京や京都などとは空気が違うので、楽に過ごせる。

それにしても札幌の街中や地下街はインバウンドや国内観光客ばかりで、余所者に占拠された印象は否めない。それでもノンビリと柔らかい対応辺りが、北の観光都市としての落ち着きを感じさせる。いい意味で観光慣れしている。

そういう意味で東京はビジネスや行政の中心都市でもあるし、さまざまな人が行き交う街でもある。札幌と比べると観光都市という面では人々の対応がいま一つかもしれない。

かくなる自分も通勤時間帯にキャリーバック引きずったインバウンドが地下鉄やバスに乗り込んできたらイライラするし、坂の路上に溢れかえるインバウンドや民泊に衣替えする各種施設の軽軽しさをみるにつけ、呆れかえるし、商売の軽薄さゆえに街をインバウンドに売り渡すように思えて寂しく感じることもある。

こうした感覚は自分だけのものではないらしく、行く先々で雑談話しついでに話題を持ち出すと、たいがいインバウンド禍を嘆く傾向性がはっきりしてきたようにも思えるこの頃だ。

Last Updated on 2024年12月22日 by plough